第10回バイオマスおよび廃棄物からのエネルギーに関する国際シンポジウム(Venice 2024)が、2024年11月25日から27日にかけて、イタリア・ベネチアで開催されました。本シンポジウムでは、環境課題に対する実践的な解決策に重点が置かれ、学術界、産業界、政策立案者間の対話が促進されました。140以上の科学的発表が行われ、持続可能なエネルギー実践における知識交換とイノベーションの中心的な場となりました。Venice2024は、廃棄物からエネルギーへの転換技術における進展について議論するため、世界中の研究者が集う場を提供しました。本シンポジウムには、様々な産業分野から世界中の専門家が集まり、バイオマスおよび廃棄物からのエネルギー回収における進展について議論し、重要な環境課題に取り組みました。
ドドビバ研究グループは、技術的リーダーシップと先駆的な研究の両面で重要な貢献を果たす栄誉に浴しました。会議のセッションA8の一環として、G. Dodbibaは「酢酸とCO2マイクロバブリングを用いた焼却底灰からの塩化物イオンの効率的除去に関する新規アプローチ」のタイトルで研究を発表しました。2024年11月27日に行われたこの発表では、廃棄物管理における継続的な課題である塩化物汚染に取り組むため、酢酸処理とCO2マイクロバブルを組み合わせた最先端の手法が紹介されました。
研究発表に加えて、G. Dodbibaは2024年11月27日にセッションA7「産業廃棄物および商業廃棄物からの資源回収」の座長を務めました。このセッションでは、世界中の専門家が集まり、産業副産物から価値を抽出する革新的なアプローチについて探求しました。